広島大学の研究を新しいビジネスにつなげようと、大学の支援を受けた投資会社が新たに投資ファンドを立ち上げました。
今回ファンドを設立したのは、広島大学の研究成果を事業化する取り組みを支える「ひろしまインキュベーション&キャピタル」です。
広島大学 越智光夫学長は
「大学のシーズ(研究成果)を社会につなげ、大きな価値を生み出す。アイデアから起業まで一貫して支援したい」
と話しています。
新しい投資ファンドには、広島銀行をはじめ、金融機関や県内外の企業などあわせて11社(有限責任組合員)が出資し、総額は11億9,100万円にのぼります。
投資の対象となるのは、広島大学をはじめ県内大学の研究成果をもとに生まれたスタートアップ企業で、工学や食、環境など幅広い分野での事業化が期待されています。
広島大学ではこれまで、研究成果をもとに起業するまでの支援は行ってきましたが、今回設立された投資ファンドは、資金手当てや経営の視点からの支援など、起業後の成長までを支える狙いがあります。
広島大学は、今回のファンド設立によって、起業後もスタートアップ企業を支える態勢が整い、地域から新しい産業を生み出していきたいと話しています。